食べることが好きで、食べることに関する本を読んだら、なかなか衝撃的だった。
食べるものを選ぶ。食事に気を使う。
それって健康のためだけだと思ってた。
違った。
- 環境に配慮しないで作られたものを選べば環境破壊は進む。
- 労働者が搾取される会社の商品を選んでいたら、労働者はますます搾取される。
- 生産者に適切な対価が支払われないものを買えば、生産者は疲弊して生産をやめる。
食べる側だって、
- 砂糖やカフェインのような中毒性のあるものを好んで食べていたら、病気のリスクが上がる。
でも企業側は売りたいから、
- 砂糖やカフェインのような中毒性のあるものをたくさん使う。
- 見た目だって良い方が売れるから、いろんな薬品を使って見栄えを良くする。
- 日持ちしないと廃棄率が上がって儲からないから、長持ちするよう添加物を使う。
コンビニやスーパー、ドラッグストアだって、
- 見栄えが良くて、安いものの方が売れるから、そういう商品をたくさん仕入れる。
- 日持ちする方が損しないから、そういう商品を選んで売る。
見栄えが良くて、安くて、日持ちして、大量生産される食べものは、たいてい体に悪い。
作り手も、誰かが損をしている。
利益を得ているのは、間に入っている会社……。
国も
- 体に悪いものを食べて病気になる国民が増えたら、医療費がかかって財政を圧迫する。
- 生産者が疲弊して生産をやめたら、国で作られる食べものや製品が減って、国力が下がる。
たださえ少子高齢社会で国民が減っているのに、
病気になる国民が増えたり、
第一次産業(農業・林業・漁業)の従事者がいなくなったり、
日本の製品が廃れるようになったら。
made in Japan の食品も製品も無くなって、輸入におんぶに抱っこになるよね。(今もだけど)
でも輸入に頼れるほど、財源が確保できるのかな? 日本人減ってるのに?
国産のもの、日本製のもの、日本の文化、日本人。
やがて無くなっちゃうような……。
でもそもそも日本人が
「国産は高い」
って言って買わないしな……。
食べるものを選ぶこと。
それは健康だけでなく、環境、文化、果ては政治にも関係する。
食べることがこんなに深いことだなんて、思わなかった。

スローフードって言うと、意識高いオシャレ系なイメージだった。


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