水菜を収穫した後の不織布ポッドを見て
「あ、ここでコンポストやろ。」
と思った。
前から
「料理で出た野菜クズ、ゴミ扱いするの嫌だなぁ。」
「人間は食べないけど、ウサギちゃんとか他の動物から見たら、食べ物だよなぁ。」
「うちにはウサギもハムスターもいないし……。」
「あ! コンポストにすれば、捨てないで済むし、家庭菜園の肥料に使える!」
と思っていた。
けれど、ネットでいろいろ調べては
「虫が沸いたら困る。」
「置き場所どうしよう。」
と、なかなか始められなかった。
不織布ポッドを見て
「これなら底に穴が空いてないし、上にネットを被せれば、虫の侵入が防げる!」
「息子の植物と一緒に並べても違和感なし。」
と思い、始めることにした。
さっそく、夕飯に使った人参のヘタ、きのこの石づき。朝ごはんに食べたリンゴの芯と皮、たまごの殻を土に埋めてみる。
ちょうど読んでいた北欧のエッセイに、
『生ゴミには、土に還る専用の袋があり、燃やさずにバイオガスとしてリサイクルされています。p200』
の一文があり、北欧のリサイクル事情に感心していたところだった。
コンポストを始めた日の夜、たまたまYouTubeを開いたら、リビングセンタージャパンという廃材を扱うお店のインタビューがでできた。
コンポスト、リサイクル、リユース。
『循環』は、2022年からブログに書いていた気になるワードのひとつ。
それが今日、繋がった気がする。
