四角大輔さんの言葉や、ホームレスの方のエピソードから、
子どものお小遣いについても思うところがある。
周りは、
『家のお手伝いをしたら〇〇円あげる』
という、労働の対価としてお小遣いを渡している家庭が多い。
我が家も息子と相談。
息子がやると決めたお手伝いをやったら、お小遣いを渡すという制度に。
その制度を開始して、ふと思う。
- 雇用主(親)と契約した内容の仕事(お手伝い)さえすれば、決められた金額のお給料(お小遣い)がもらえる。
つまり、
- 月給や時給で働く、会社員やパートアルバイトとやってること変わらない。
うーん。
それもいいんだけど……。
『仕事=決められた事をするだけで、決められた金額をもらえる労働』
という発想を、息子に教えているような……。
自分で「もっと上手くできる方法」を考えて実行すれば、「お小遣いアップの可能性」も出てくること(つまりボーナス)を示唆するか。
お小遣い制度は、
- 息子には発達凸凹がある。
- 労働者として社会に出たら、最低賃金で働く or 会社勤めで苦労する可能性がある。
- それならば、自分の好き and 得意なことで、自力で稼げるようになって欲しい。
という、
私の考え方と合ってないような気もするし……。
このままお小遣い制度を進めて、
『仕事=決められた事をするだけで、決められた金額をもらえる労働』
と思い込まれるのは困るしなぁ。
子どものお小遣い。
なかなか難しい。
