「ほんまに怖がったほうがいいものかどうか、よく考えてから怖がることです。わけもわからんと、なんでもかんでも怖がるのは、アホぼんのすることです。」
p125



最近読んだ、『博物館の少女 騒がしい幽霊』の中で、主人公が言うセリフ。

人間は、未知のもの、自分の理解の範疇を超えているものを見ると、恐怖を感じる。

『分からない=怖い』
は、動物の生存本能だから仕方ない。


自分が『怖い』と感じたとき、
それが『知らない』から来ているのだと思うと、
少し気持ちが軽くなる。

知れば『怖さ』が軽くなるかもしれないし、
その『怖さ』の対処法も見つかるかもしれない。

自分が感じた『怖さ』の正体は何か。
それを知ること。考えること。

ただ闇雲に「怖い!」と怯えるのは、ただの「アホぼん」。

いいことを教わった。




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伏線回収が見事! 児童書だけど、大人が読んでもおもしろい!