学校の連絡帳。
先生のお返事に
「言葉が増えると、考えの幅や量が増える。」
「言葉が足りないと、『?』と疑問が湧いたときに、考えがそこで止まってしまう。」
「言葉は日常会話からでも増やせる。」

と書いてあった。

確かに私も、
(すぐキレる人はボキャブラリーが足りないんじゃないかな?)
と思っていた。

ボキャブラリーが足りなくて、自分の気持ちをうまく表現できなくて、相手にきちんと伝えられなくて、イライラしてキレてしまう。

ボキャブラリーが増えて、うまく気持ちや考えを表現できるようになったら、キレる回数も減るんじゃないかな? と。

息子はキレる子じゃないけど、漢字の読み書きが苦手で、全く本を読まない。
そしてコミュ障。

今は周りの大人が息子の足りない言葉をフォローしてくれるけど。

大人になったら、そうはいかない。

息子の言葉を、もっと増やしてあげたい。

駅のポスターや注意書きなど、息子が関心を持った文字を、一緒に読む。

「目と鼻の先って何?」
「一向に良くならないの、一向にってどういう意味?」
「傾斜面ってなんて読むの?」

電車に揺られながら、息子の質問にひとつひとつ答える。

移動中に読むために、小説をカバンに入れてきたけど。

しばらくはこうやって、一緒に言葉探しして遊ぼう。

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ご馳走様でした。