夏休み最後の日曜日は、むかご採り。
以前
「天然の自然薯を掘りたい!」
と言う息子と探した場所に行ってみる。
「むかごだーーーっ!」
さっそく、息子の狂喜した声が聞こえる。
「ママっ! 来てっ! むかごだよっ!」
見ると自然薯のつるに、たくさんのむかごがなっている。
「これはすごいね。」
「たくさん採ろう! でも採りすぎるとなくなっちゃうから、手の届くところだけにしよう!」
「そうだね。」
ちょっと時期が早いので、小さめのむかご。
手が触れただけで、ポロポロ落ちる。
「わぁ! すぐ落ちちゃう! こうやって増えるんだね!」
ずっとテンションが高い。
むかごを採り終えると、つるをたどって地面を掘る。
「見て! 自然薯だ!」
根っこの間に、自然薯の赤ちゃんがついている。
「このまま植えてたら、秋に自然薯が収穫できるんじゃない?」
「そうだね! 植えておこう!」
近くで遊んでいる子たちは、虫取りに励んでいる。
そんな中、むかごに大喜びしている息子。
相変わらずマイペース。
「むかご、どうやって食べる?」
「んー。バター醤油炒めか、むかごご飯とか?」
「〇〇くん、カレーがいい。朝収穫した玉ねぎと一緒に、カレーにしたい。」
「いいね!」
というわけで、夕飯はむかご入りカレー。
収穫した玉ねぎとむかごは、息子に調理してもらう。
「野菜はバターで炒めるといいよ。」
「カレーの仕上げにレモン汁を入れると美味しくなるんだって。自衛隊の人が言ってた。」
と、YouTubeで仕入れた知識を教えてくれる。
レモン汁入りのカレーは少しビックリしたけど、少しなのでぜんぜん気にならず。
むかごはジャガイモそっくりなのでホクホク。
玉ねぎはシャキシャキ。
美味しく楽しく。
夏休みは終わりを迎えた。

根っこの間に、自然薯の赤ちゃんが!

よく見ると、むかごがたくさん!
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