先日、保育園の同窓会で、ビックリしたことが2つある。

1つは、参加している3人の先生が、もう息子が通った保育園にはいないこと。

系列の、違う保育園に異動したそう。

道でお散歩中の園児を見かけて、
(先生いるかな?)
とジロジロ見ていたけど。
知らない先生ばかりなのは、そういうことだったのか。

残念……。

そしてもう1つ。
息子が赤ちゃんの頃お世話になった先生が、亡くなっていたこと。

高齢の、パートの女性だった。

小柄で痩せているのに、よく息子のことを抱っこしてくれた。

息子は人見知りが激しく、ぜんぜん友だちがいなかった。
朝保育園に行っても、部屋の入り口で立ち往生してしまうことが多かった。

そんな時、その先生はすぐに飛んできて、息子を連れていってくれた。

息子も、先生を見かけると、自分から先生のそばに行くようになった。

その先生にお世話になったのは、0歳〜2歳までの3年間。
イヤイヤが激しい時期に、息子が無事保育園に行けたのは、その先生のおかげ。

昨年の1月に、亡くなったそう。
享年83歳。
保育園を退職されてから、食事も外出もする元気がなくなり、最期はとても痩せて亡くなったそう。

亡くなった年齢も、最期の様子も、うちの父と一緒だった。

保育園最後の日。
なんでもっとちゃんと挨拶しなかったんだろう。

異動になった先生も、亡くなった先生も。
人は、いついなくなるか分からない。

ちゃんと、会えるうちにあって、会えるうちにたくさんの「ありがとう」を伝えなければ。
後悔する。


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ありがとうございました。