公園遊びをしていたら
「やりたいことがあるんだけど……。」
と息子が言う。

「でも、やっちゃダメかな? やらない方がいいかなぁ?」
と悩んでいる。

(何のことだろう?)
と思いつつ、
「やりたいならやってみれば。」
と言うと、
「うん!」
と目を輝かせ、
「袋、ちょうだい!」
と言う。

「袋?」

(袋に水でも溜めるのかな?)
(植物でも収集するのかしら?)
と思いつつ、ビニール袋を渡す。

数分後。

「こんなにたくさんあったよー!」
と、息子が笑顔で帰ってきた。

袋に、ゴミをいっぱい詰め込んで。

「えええーーーっ! やりたいことって、ゴミ拾いだったの?!」
「うん、そうだよ。やっちゃダメだったかな?」
「いや、ダメじゃない。むしろ、良いこと。」
「よかったー!」
「ゴミ拾い、ありがとう。暑いのに、よく頑張ったね。」
「うん!」

めっちゃ嬉しそう。

やってみたいことがゴミ拾いって、尊すぎる……。

「なんでみんなゴミを捨ててくんだろう? 公園に、ゴミ箱があればいいのにね。」
と息子。

「そうだよねぇ。ママが子どものころは、公園にゴミ箱あったんだけどね。」
「そうなの?!」
「うん。でも、家のゴミを捨てる人がいたり、ゴミが溢れかえって不衛生だったり、誰がゴミ箱の掃除をするかで、いろいろ揉めたんじゃない?」
「ふーん。」
「今は駅にもコンビニにもゴミ箱ないし。ゴミは持ち帰るのが基本。
でもみんな、ゴミを持ち帰るのがめんどくさいんだろうねぇ……。」
「ダメだねぇ。」

かく言う私も
(このゴミ、持ち帰ったら分別しないとダメだなぁ……)
(って、これ持って帰るの私か……。息子、キックボードだし)
と、めんどくさい気持ちがムクムク。

ゴミ拾いイベントや、町内会の清掃当番はやるけど……。
日常的にゴミ拾いできるような、聖人君子にはなれない……。

先日の、河川敷の草むしりと階段作り。
今日の、公園のゴミ拾い。

自分より他人にリターンがありそうなことを、
率先して、楽しんでやれる息子が、
まぶしいなぁと思ったのでした。

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今度はもっと大きな袋を用意しておこうかな。