職場の読書家が速読で、いつも
「図書館で借りた本、もう読み終わっちゃった〜。」
「読む本が無い〜。」
とぼやいている。

なので、定期的に私の蔵書(小説)を貸している。

で、その読書家に言われたのが 
「ちょびさんの貸してくれる本って、極端ですよね〜。」
「人が死ぬミステリーか、心温まるいいお話。」

【例】
伊坂幸太郎『フーガはユーガ』と、瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』。


↑人が死ぬ。



↑心温まる。

※※※

た、確かに。

あまり意識したことがなかったけど、

『ミステリーが好きで読む』

『人が死ぬから悲しい気持ちになる』

『心温まるお話を読んで気持ちをあげる』

『気持ちが上がったので、またミステリーを読む』

この繰り返しかも。

普段の生活でも、 

『気力があるとき』と『日中』→『小説』を読む。
『気力がないとき』と『寝る前』→『暮らしの本』や『料理本』読む。

と、読む本を分けている。

読書家の指摘にうなずきながら、
「読む本で、心身のバランス取ってるみたいです……。」
と答えた。

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辻村深月『傲慢と善良』の後に選んだ本はこちら。うむ、確かに読書家の言うとおり。

傲慢と善良 (朝日文庫)
辻村 深月
2022-09-07

↑なかなかヘビー。



↑小説かと思ったらエッセイ集。