職場の読書家が速読で、いつも
「図書館で借りた本、もう読み終わっちゃった〜。」
「読む本が無い〜。」
とぼやいている。
なので、定期的に私の蔵書(小説)を貸している。
で、その読書家に言われたのが
「ちょびさんの貸してくれる本って、極端ですよね〜。」
「人が死ぬミステリーか、心温まるいいお話。」
【例】
伊坂幸太郎『フーガはユーガ』と、瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』。
↑人が死ぬ。
↑心温まる。
※※※
た、確かに。
あまり意識したことがなかったけど、
『ミステリーが好きで読む』
↓
『人が死ぬから悲しい気持ちになる』
↓
『心温まるお話を読んで気持ちをあげる』
↓
『気持ちが上がったので、またミステリーを読む』
この繰り返しかも。
普段の生活でも、
『気力があるとき』と『日中』→『小説』を読む。
『気力がないとき』と『寝る前』→『暮らしの本』や『料理本』読む。
と、読む本を分けている。
読書家の指摘にうなずきながら、
「読む本で、心身のバランス取ってるみたいです……。」
と答えた。

辻村深月『傲慢と善良』の後に選んだ本はこちら。うむ、確かに読書家の言うとおり。
↑なかなかヘビー。
↑小説かと思ったらエッセイ集。
コメント