「ママはこの写真展にどうしても行きたいの!」
と息子を説得して、
川内倫子さんの写真展に行ってきた。
よかった。
(語彙力……。)
なんと言ったらいいか。
川内倫子さんの写真を見ていると、魂が抜かれる気がする。
(語彙力……。)
写された子どもとか、鳥とか、水滴とか、植物とか、光とか。
被写体から届く情報量は圧倒的に少ないのに。
見ているこちらが、写真の中に吸い込まれていく感じ。
吸引力が、すごい。
(掃除機の宣伝みたいになってる……!)
たぶん、そう感じている人は、私だけじゃないはず。
『Illuminance 』という映像コーナー にいる人たちは、確実に魂を抜かれた顔をしていたし、
『あめつち』という巨大な作品を見た息子も、魂を抜かれたように見入っていた。

『あめつち』の前にて。
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