映画の公開を前に、『スラムダンク』のCMをよく見るようになった。

(あぁ。懐かしい〜。)
と、つい見入ってしまう。

そしてふと思う。

(私って、花道たちのように、何かに情熱を捧げたこと、あるかな?)
と。

子どもの頃は、
『ドラゴンボール』に夢中になったり、
マンガを描くことに夢中になったり、
『B'z』に夢中になったり、
小説を書くことに夢中になったりしたけど。

歳をとるごとに夢中が薄れてきて、
夢中にならなくなって、
夢中になるものが無くなってしまった気がする。

今は、
『本を読むこと』
『文章を書くこと』
『スマホで写真を撮ること』
『神社巡りをすること』
が好きだけど。

夢中かと言われると、
(『好き』だけど、『夢中』ってほどではない……。)
と思ってしまう。

この煮え切らない感じが、
今の中途半端な自分を作っているんだな……。

元プロサッカー選手の大久保嘉人さんが、高校生のときに
「プロにならなきゃいけない。と思いながら練習していた。」
と、YouTubeで話していた。

(プロになりたいじゃなくて、プロにならなきゃいけない!!!)

プロになる人は、考え方から違うんだ。

『スラムダンク』の登場人物たちや、プロと呼ばれる人たちのように。

私も、自分の好きなものに、情熱を捧げたい。



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これは息子が情熱を捧げている貝ちゃんの絵。