息子はカニ好き。
特にカニ汁が大好き。
スーパーでワタリガニを見つけて、
「カニいいなぁ。食べたいなぁ。」
とブツブツ言っているので、
今日の夕飯はカニ汁に。
お味噌汁は息子の得意料理なので、作ってもらう。
鍋に昆布・煮干し・ぶつ切りのワタリガニを入れて火にかける。
カニに火が通ったら、火を止めて、お味噌を入れて完成。
味見をした息子、
「うまい! 貝ちゃんのお味噌汁に負けないくらいうまい!」
と絶賛。
私が黙々とカニの殻を割り、
息子が黙々とカニの肉を食らう。
何度もおかわりするので、
(私の分のカニが無くなるわー。まー、汁がうまいからいいか。)
と思っていたら。
「はい。ママの分がなくなっちゃうから。」
と、カニの足を一本だけくれた。
こうして、ほぼ1人でカニ汁を食べた息子。
ごちそうさまをした後、おもむろに飼育ケースの方へ。
先日、多摩川でつかまえたベンケイガニに向かって、
「カニちゃーん。カニ食べたよー。美味しかったよー。」
とひと言。
「カニに向かって、カニ食べたよって報告したの?!」
「うん。」
子どもって、子どもって……。