「それって普通じゃないでしょ! おかしいでしょ!」
と、
家族にキレられた。

ビックリ。

息子が発達ゆっくりさんで、
定型発達の子が【普通に】できることが、
息子には難しいって知ってるはずなのに。

ビックリ。

定型発達の子が【普通に】できることを、
息子にやらせるのが、すごく大変だって知ってるはずなのに。

ガッカリ。

※※※


そもそも
【普通】
って何。

【普通】って、
時代や地域や性別や世代によって、
変わるものなんだけど。

自分の思う【普通】が、
「世の理(ことわり)」だと思ってるのかな。
思ってるんだろうな。


『偉人』ではなく、『庶民』にかぎって、
「普通はこうでしょ。」
「それは普通じゃない。」
ってよく言う。

何でだろう?

人より秀でるものがないから、
他の人と同じ【普通】を求めるのかな。

【普通】を求めるのって、劣等感の表れなのかもしれない。

そういえば。

以前見た勝間和代さんのYouTubeがおもしろかった。

『普通教をやめよう』
というタイトル。

その中で、勝間和代さんが

「普通だとそもそもお金稼げないんですよね。だって普通なんだもん。」

と言い切っているのが痛快だった。

人類がこんなに発展したのは、
【普通】だと思われていることに疑問を感じ、
変えてきた人がいるから。

自分が、
現状を見て【これが普通】と思ったり、
他人に【それは普通じゃない】と言うようになったら、
要注意。

その【普通】は劣等感の表れではないか?
その【普通】は思い込みではないか?
その【普通】は思考の停止なのではないか?
その【普通】は老害ではないか?

【普通】という言葉。
要注意。
気をつけよう。


勝間和代さんのYouTubeは5分くらいで見終わるのに為になるから良いです。