著者の『ひと』がすごくよかったので、購入。

『ひと』と同じような主人公とストーリー。

読みながら
(あれ? デジャヴ?)
と思ってしまい、
『ひと』を読んだときのような感動はなかった。

ライフ (ポプラ文庫 お 12-10)
小野寺 史宜
2021-07-06



ひと
小野寺史宜
2018-04-10




でも、読んだ後に穏やかな気持ちになる。
これは、『ひと』も『ライフ』も同じ。
著者の持ち味なのかも?

『ライフ』でも、
相変わらず、良い人がいっぱい出てくる。

ひとり暮らしの若い男性である主人公が、
めっちゃご近所さんと仲良くなって、
一歩踏み出すストーリー。

淡々とすすむ、主人公の日常を書いた小説なんだけど。。。
ちょっとしたファンタジーを感じた。

そう、ファンタジー。

ひとり暮らしでフリーターの主人公が、
アパートの他の住人や、
喫茶店の主人や近所の高校生なんかと、
次々と仲良くなっていく。
その過程が、なんかすっごく、ファンタジーっぽい。

魔法も奇跡も起きないけど、
どこかお伽話のような、
不思議な感覚になる小説だった。


出てくる人が、みんな良い人なので、みんな幸せになってほしい。

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総武線の各駅停車駅ストーリー。