タイトルと表紙に全てが表れている本。

生きるための料理
たなか れいこ




レシピはあるけど、レシピ本とはまた違う。

「体に良い食べ物を食べたいけど、小難しいルールや、手の込んだ料理は避けたい……。」
という人に良いかも。

体を冷やすと免疫力が下がる。
白砂糖は体に良くない(血糖値のアップダウンが激しいから)。
というのは、私もなんとなく知っていた。

でも、節制という言葉とは無縁の食欲を持つため、実践はしていなかった。
(甘いもの大好き♪)

この本に紹介されているレシピは、
使う調味料も少ないし、
作り方もとてもシンプル。

砂糖やみりん、酒を使わなくても、バルサミコ酢を使えば味に奥行きがでるらしい。
アク抜きはしないから、切ってすぐに調理できて楽ちん。
お味噌をドレッシングにしたり、
お腹が減ったらお湯に醤油を入れて飲むとか、
斬新!

シンプルなことが、
斬新に感じるって、
おもしろい。

豪華な料理、
家庭料理、
美味しい料理ではなく、

"生きるため"の料理。

簡単で、ユニークで、体に良さそうなので、
試しに挑戦してみようと思う。

生きるための料理
たなか れいこ



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「米酢は体を冷やすけど、バルサミコ酢は体を温める」とか、「その根拠はいかに???」と思う箇所も、あるにはある。