こ、この人……。
食いしん坊というより、
「食のヘンタイ」だな。
と、失礼なことを思った一冊。



仕事も食に関する仕事だし、
仕事の合間に気分転換で料理してるし、
仕事がお休みのときもホームパーティで料理を作ったり、旅先で飲み食いしたり。

寝てる時以外は、
食べ物のことを考えているか、何か食べてる……。

そしてその様子の楽しそうなこと!!!

紹介されている調理器具はおもしろくて使ってみたくなるし、
作る料理は簡単そうなのに、すごく美味しそう!

バウルーで作る、チーズとシソのホットサンド。
テルビエ鍋で作る、熱々の油をかけた白身魚の蒸し物や冷奴。
泡立て器で丁寧に混ぜ、塩・みりん・水だけで作る玉子焼き。
ふちはカリカリ、白身はプリプリ、黄身はトロトロねっとりの目玉焼き。かけるのは醤油、ではなく、ナンプラー。
桜の季節には桜の塩漬けでおにぎりを。
鯵の干物にはディルをドッサリなど。

今すぐできそう!
今すぐ作りたい!
そして今すぐ食べたい!
というメニューの数々。

私は、食べることは好きだけど、作ることは苦手。
結婚してから、その傾向が出始めた。

「子どものために、栄養バランスを考えて……。」
「子どもが食べられる食材で、子どもが嚙み切れる大きさと硬さで……。」
「家族のために、あともう一品くらい作らないと.…。」
etc

料理の制約が多すぎて、
料理が楽しめない。

でも、この本を読んで、
楽しそうに、美味しそうに、
料理を作って食べるハナコさんを見ていたら。。。

もっと気楽に、
もっと楽しんで料理したいなと思えてきた。

作るのは私なんだから、
私が楽しくなるように作ればいい。

出した料理に家族からブーイングが起きたら
「じゃあ、卵でも焼いて食べてね。」
と言えばいいか。
(卵は切らさないようにしよう……。)

おうちで食べるご飯は、
それくらいの気楽さでいいのかもしれない。


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高価な調理器具、作家ものの器などでなくていい。自分が「イイッ!」と思った道具と器で、自分の好きなように料理して、食べればいい。