春から始めた息子のピアノレッスン。
今月いっぱいで辞めることに。
理由は、
息子が「ピアノ嫌い!」と言いはじめたから。
最初の1ヶ月は、記憶力の良さを活かしてトントン拍子に右手を覚えた息子。
2ヶ月目くらいから、先生が左手の伴奏をつけたり、左手を教えようとしたら、こんがらがった様子。
覚えた右手も、先生の伴奏につられてよく間違えるように。
さらに、間違えた右手を先生に訂正されるのが癇にさわるらしく……。
「もうやらない! ピアノ嫌い!」
とご立腹。
そこからは一気に"ピアノ反抗期"。
30分のレッスンで、ピアノに触れるのは10分以下。
先生が何を言っても
「ヤダ! やらない!」
テーブルや椅子に立ったり、鍵盤に足を乗せたり、楽譜を放り投げたり。
事あるごとに抵抗。
息子、間違いを指摘されるとやる気を無くすタイプ。
ピアノだけでなく、いろんなことでそう。
私が
「間違えたら、やり直せばいいんだよ」
と言っても、ぜんぜん耳を貸さない。
毎週、ヤダヤダ言う息子を何とかしてピアノ教室に連れて行く。
レッスン中は、傍若無人な息子を注意したり、なだめすかしたり。
家で宿題をやるのも一苦労。
親もちょっとずつメンタルが削られる。
その後、教室の都合でレッスン日時が変わったり、
先生が突然辞めて、いきなり違う先生に変わったりとすったもんだ。
前の先生が辞めてから、
「辞める」という選択肢があることを学んだ息子。
「○○くんも、ピアノ辞めたい」
と繰り返すように。
「弾けるようになったら、楽しくなるよ!」
「とりあえず、もう少し頑張ろう!」
と、騙し騙しピアノレッスンを続けていたけど。
ある日、体調不良で保育園を休んだときに
「念のために、ピアノもお休みするね。」
と伝えたら、
「やったー!」
と大喜び。
ピアノが嫌いで、ピアノがお休みになると大喜びする息子に、ピアノレッスンを続けさせる必要はあるのかな。
息子にピアノを習わせたいのは、親のエゴかもしれないな。
と、私の心も折れてしまい、
ピアノを辞めることにしたのでした。
子どもの習い事って難しい。
みんないろんな習い事をやっているけど、
どうやって習い事を決めたのだろう?
嫌がったりしないのかな?

親が全くピアノを弾けないのも、影響あるのかなぁ。
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