不動産の話がおもしろかった。
家賃収入とか憧れだけど、
それが大変なのもよく分かった。
身近で家賃収入のある人がいるけど、
その人は仕事の収入で生活していて、
家賃収入は貯めていると言ってた。
その理由が、この本を読んでわかった。
「不動産の営業マンは、賃貸住宅に住んでいる」
とある。
確かに、
私の職場に来る不動産屋さんも、
みんな賃貸。
その理由も、本書を読むとわかる。
とにかく、不動産は難しい。
「マイホーム」と呼ぶと、とても良いものに思えるけど、
「不動産投資」と呼び方を変えると、とても怖いものになる。
同じものなのに。
私は、『ビッグイシュー』という、ホームレスの自立支援をする雑誌をよく買っている。
そこにあったのは、
ホームレスになった理由のほとんどが、
「病気や怪我で働けなくなり、家のローンや税金が払えなくなり、家を失った」
というものだった。
マイホームと言えど、
税金が払えなくなったら、
差し押さえられてしまうのである。
マイホームを売り払っても、
住宅ローンの残りと、
新しく借りた家の家賃は、払い続けなければならない。
収入がなくなっても、
税金の支払いは毎年ある。
そういったことを考えると、
老後に必要なのは、
マイホームじゃなくてお金なんじゃないかな???
と思う。
病院にかかるお金も、いまよりずっと増えるだろうし。
どうすれば億万長者になれるのか。
それは、著者の本で繰り返し書かれている。
- 収入を増やす。
- 支出を減らす。
- 資産を上手に運用する。
この3つ。
そして何より、
「労働市場のなかで自分の価値を高め、年齢にかかわらず稼げるようになること」
なのだ。
⚫︎支出に優先順位をつける。
⚫︎資産運用は不動産ではなく株式で。
これが理想やな。
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