「配慮が必要な幼児の就学説明会」

が、コロナウイルスの影響で中止になった。

療育センターからは、
「今後のことは、ホームページをご確認ください。」
と手紙があった。

ホームページを確認すると、
「就学に関する説明資料」
「就学に関する説明動画」
とあり、
「令和2年度の就学説明会は開催せず、資料によるご案内とさせていただきます。」
とあった。

つまり、
「今年度は説明会をやらないよ。各自で資料と動画を見てね」
ということらしい。

資料と動画を見れば済む程度の内容。
と言えばそうなんだろうけど……。

自分の子どもが
「一般学級」なのか「通級指導教室」なのか「個別支援学級」なのか。
どこに入れるのか。
どこに入れるのがベストなのか。
よく分からない親にとっては、
「……。ふぁぁぁあっ…………???」
な感じ。
モヤッ。

分からないことだらけなんだけど、どこに質問や相談をすればいいのよ?!
モヤッ。

というわけで、
お世話になってる児童発達支援の方に質問したところ……。

  • 「通級指導教室は、公にはなってないけど、IQ100以上で行動に難のある子が、親と一緒にルールを学ぶ場。(公だと、IQ 80〜100ってことになってる。)」
  • 「IQ 75以下だと、知的障害の個別支援学級に該当するかも(うちの息子は、IQ 60)。」
  • 「うちの息子のように、みんなと同じことをするのが苦手な子は、最初に個別支援学級に入って、慣れてきたら一般学級に移るという手もある」

という説明を受けた。

だいぶスッキリ!

通例だと、毎年この時期に、

  1. 「学区の校長に連絡」
  2. 「学校で面談。一般学級と個別支援学級の見学」
  3. 「個別支援学級を望むなら、横浜市特別支援教育総合センター(通称、特総センター)に、就学相談を申し込む」
らしいのだけど、
今年はあいにく、コロナの影響で学校がやってない……。

「先に特総センターの面談を申し込んでも良いか、念のため、学区の校長先生に聞いたほうがいい」

とアドバイスを受けたので、
さっそく就学予定先の学校長に連絡。

電話に出た副校長に、

「先に特総センターの面談を申し込んでください。」
「うちはいつでも相談・見学できますから」

と言われ……。

「あくまで学校の面談が最優先。その上で個別支援学級を望むのなら、特総センターで面談。」
という特総センター側と、

「特総センターが先。うちはいつでも構わない。」
という学校側で、

なんか、言ってることが違う……。
就学相談の押し付け合いをしているような……。

もっと言えば、
「学校」と「特総センター」と「保護者」で、
「これから小学校に入る子どもに対する温度差」が、かなりある感じ。

今回のことで、いちばん親身になってくれたのは、
「学校」でも「特総センター」でもなく、
「児童発達支援」の方だった。あと、いつものことながら、保育園の先生。

小学校に入る前から、
「小学校には期待できないかも……」
と思った出来事だった。


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小学校、入学までの流れ。
何もしなければ、何事もなかったかのように、一般学級になるのだけど……。