【本・読書感想文】妖艶!→『森のノート』酒井駒子・著、筑摩書房 2020年02月11日 妖艶。綺麗なんだけど、単純に、「綺麗」とだけは言いきれない。不思議な艶やかさ。そして、ちょっと怖い気もする。酒井駒子さんの絵。文章も、同じだった。森のノート (単行本)酒井 駒子随筆のはずなのに、ほんのり怖い。不思議な物語を読んでいるよう。描かれているのは、子どもの絵。書かれているのは、日常生活。それだけ。それだけなのに。読んでいると、ぞわっとする。美しい絵と、美しい文章なのに、不穏な気持ちになる。酒井駒子さんの個性に、圧倒される。才能があるって、こういうことか。森の生活は、死が身近にある。そこがまた、不思議な怖さにつながってるのかな?? 「本、読書感想文」カテゴリの最新記事 < 前の記事次の記事 > コメント コメントフォーム 名前 コメント 評価する リセット リセット 顔 星 投稿する 情報を記憶
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