旧約聖書もそうだけど、古事記もなかなか血みどろのお話でした。




神様、私利私欲のためなら、人殺し(神殺し?)も厭わない。

男の人(男の神様)、あちこちで女の人と付きあったり、子ども作ったりしてるし。

やること、利己的。

須佐之男命(スサノオノミコト)や、ヤマトタケルって、強くてカッコいいイメージだけど、古事記読むと、
「ただの乱暴者?!」
という感想になる。

旧約聖書も、古事記も、神様が出てくるお話ですが、神聖なイメージとは程遠かったです……。

なんというか。
神様のやることが、人間じみてる。
発想が、人間っぽい。

人間の、それも男の人が、考えて書いたんだなとわかるストーリー。

書かれた当時のことを、神話化したいという気持ちは伝わってくる。
 
書物は、書いた人と、書かれた時代の人間性を表す。

それが、この本を読んだ私の個人的な感想です。
disりじゃないよ。

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八百万神の名前と相関図が難しくて、途中でよくわからなくなった……。
日本は神様がたくさんいるんだねー。