息子の絵を良く褒められる。

ママ友とか、保育園の先生に。

絵を褒めるとき、みんな
「〇〇くん、絵が上手だね〜!」
と、
「上手」とか「うまい」
という言葉を使う。

でも、息子の絵は、
「上手」
と褒められつつ、なんというか、
「上手」というより「個性的」なのだ。

まず、人間や動物は、ほとんど描かない。

描くのは、
テレビのアンテナ、
避雷針、
風車(ふうしゃ)、
植物(サボテン・食虫植物・果樹)。

自分の好きなものを描くという点では、他の子と同じ。

ただ、モチーフが、他の子と違う。

テレビのアンテナや、避雷針や、風車や、植物を、
ひたすら描く。画面いっぱいに描く。

使うのは、鉛筆。
たまにペン。
色は黒。
他の色を使ったとしても、多くて2〜3色。
塗りつぶすことはほとんど無い。
基本、線画。

線で描かれた、建物。
屋根にはおびただしい数のアンテナと避雷針と風車。
建物の周りを囲うように、個性的な植物の数々(サボテンと食虫植物)。

「シュール!!!」
(←私の感想。)

それが結果的に、
「個性的な絵」=「絵が上手い」
と評価されてる気がする。

認めてもらえるのは、ありがたいことだ。


私にとって、子どもの絵は、みんなアート。

2歳児のグチャグチャも、
3歳児の頭足人も、
4歳児の好きなものコレクションも、
みんなアート。

見た人を、笑顔にする力があるだけで、
子どもの絵は、みんなアートだと思う。

大人に何か言われたり、
お友だちと比べたりして、
お絵かきが好きじゃなくなる時が来るかもしれないけど。

好きなものを、好きなように、思う存分、描き続けてほしいなぁと思う。

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描きながら、いろんなお話をしてくれる。
子どもにとって、絵は、ストーリーなんだね。