興味深い記事があった。
宇宙物理学者の、池内了さんのエッセイ。
(詳しくは、9月15日発売の、ビッグイシューを見てね)
抜粋すると、
『子どものとき1日が長く感じられ、あれもしよう、これもしようと駆けずり回り、昼寝を十分しても時間がたっぷりありました。ところが年をとるに従い、朝早く目覚め、何もしてないのに知らぬ間に時間が経ってしまうということを痛感するようになりました。おそらく、子どもの頃は代謝が活発でハツカネズミのようにせかせか動くのが当たり前であったのが、年をとると代謝が遅くなってゾウのようにゆったり時間を過ごすように変わってきているのでしょう。』
歳をとると、
『ゆったり時間を過ごす』
とあるのだが、私の知る高齢者は、みんなせっかちだ。
年とともに、短気になっていく人もいる。
(もちろん、心穏やかで、ゆったりとした高齢者もいる)
年をとると、気持ちと体に齟齬ができるから、みんなせかせかしてしまうのかな。
心穏やかな高齢者は、体の変化に気持ちの変化が合っているから、穏やかなのかな。
「気持ち」と「からだ」
そのすり合わせが上手くいくと、いくつになっても、心穏やかでいられるのかもしれない。
代謝が落ちてるからなのね…。
変化の少ない生活をしているせいもあるんだろうなぁ。
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