「現代アート」=「奇抜で斬新。分かりやすそうで分かりにくい」
というイメージしかない、現代アート超ど素人の私に、うってつけの本でした。


イラスト入りの見開き1ページに、1人のアーティストという、読みやすい構成。

詳しい説明は省略されてますが、いろんなアーティストや、多様な現代アートがあることを知るには、良い本だと思います。

この本を読んで、気になるアーティストや、気になるアートがあれば、それについて詳しく書かれた本を読めば良し。
美術館に行けば良し。

巻末に、おすすめの本が紹介されているのも、かゆい所に手が届く感じ。

この本を読んで、人気のある日本人アーティスト
「岡本太郎」
「草間彌生」
「村上隆」
は、作品に
「可愛らしさ」
があるなぁと、改めて思いました。

岡本太郎の「太陽の塔」。
草間彌生の「かぼちゃ」。
村上隆の「五百羅漢図」。
みんなユーモラスで、可愛らしい。

「 kawaii 」日本の現代アート。

ハラハラする外国の現代アート。

豊かになるほど、削ぎ落とされていく現代アート。

世界がつながるごとに、枠を超えていく現代アート。

子どもの心に、大人の視点が入っているような現代アート。

現代アートが楽しくなる、良い本でした♪

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遊具が現代アートみたいだった、東京ミッドタウンの公園。
子どもが遊べたり、観客が参加できたりするのも、現代アートのひとつ。
楽しい。