銭湯好きの息子と、1日おきに銭湯に行ってたころ。

毎回、銭湯で会うオバちゃんがいました。

オバちゃん、私たち親子が見えないかのように振舞っているのですが、鏡ごしにガン見しているのがバレバレ。

特に、息子の動きが気になるらしく、息子が私のそばを離れると、身を乗り出してガン見。

その表情は、常に眉間にシワ。
笑う気配、ひとつもなし。

私は
「この人、子どもが嫌いなのかもしれない…」
と、警戒するようになりました。

そんなある日。

息子が、石鹸のついたオモチャを湯船に投入する事件発生。

お湯の表面には、白い泡がプカプカ。

慌てて掻き出す私。

そこへ、例のオバちゃん登場。

不審な動きをする私たち親子をチェック。
お風呂のお湯をチェック。
無言で立ち去る。。。

とりあえず、ひと通り泡を取ったものの、しばらくしたらまた泡が出るかもしれない。

銭湯の奥さんに平謝り。
銭湯の奥さん、
「さっき聞きました。あとで確認してみます」
と笑顔で神対応。

(やっぱり、さっきのオバちゃんが報告してたんだぁ。。。)
(ますます、顔を合わせづらい。。。)

数日後。

再び銭湯でオバちゃんにバッタリ。
オバちゃんに会いたくないから、閉店間際に来たのに!!!

なるべくオバちゃんを気にしないようにする私。

すると……。

「ぼく、熱いのに湯船に入れるの?  すごいねぇ」
と、オバちゃんの方から話しかけてきた!!!!!
しかも、満面の笑み!!!!

(この人、笑えるんだ……)
あっけにとられる私。

「熱かったら、ジャンジャン水出していいのよ〜」
と銭湯のアドバイスをいただき、
「ごゆっくり。おやすみなさい」
と別れの挨拶。
その間、始終ニコニコのオバちゃん。

もしかして、良い人だったのかも?????

でも、トラブルをキッカケに、別人のように親切になる人は要注意のような。。。
(賭博黙示録カイジの読みすぎ?!)

ざわざわしつつ、
「次会ったとき、挨拶できるようになっただけでもよかったわ〜」
と思う今日この頃です。

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iPhoneでも、スラスラ描けるペンが欲しいなぁ。