ビッグイシュー(vol.364)の、セサミストリートの記事で、気になる言葉を見つけました。

『ニューロ・ダイバーシティのジュリア』

ジュリアは、セサミストリートに出てくる、自閉症の女の子です。

「ニューロ・ダイバーシティ?!」

初めて聞く言葉です。

ネットで調べてみると、
「神経学的多様性」「神経多様性」「脳の多様性」
と訳されています。

神経学的差異を、病的なものとしてみなすのではなく、社会的カテゴリーとして認識して、尊重すべきという考え方です。

なるほど!
と思いました。

発達障害は病気ではない。
性同一性障害も病気ではない。

では障害か?
と言われると、周りの人(定型発達者)が、障害と呼んでいるだけで、本人(非定型発達者)は障害とは思わず、個性(特性)だと思っている。

「障害」って名前をつけて、「障害者扱いする」から、「障害になっている」ような?!

そういえば、外国の方が、体に障害のある人を
「special needs 」
と呼んでいて、
「"特別な支援が必要な人"って呼び方、良いな」
と思ったことがあります。

それと同じで、
「呼び方を変える」
だけで
「人の意識は変わる」
と思います。

発達障害や性同一性障害ではなく、ニューロ・ダイバーシティ(脳の多様性)。
身体障害者ではなく、special needs (特別支援が必要な人)。

「障害」と呼ぶと、本人に問題があり、本人だけの問題という気がしてしまいます。

「障害」という呼び方を変えて、「多様性のひとつ」と周りが考え方を変える。

それだけで、もっと多くの人が、生きやすくなるんじゃないかな?
と思いました。

ニューロ・ダイバーシティとは

special needs とは

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写真はホームレスの子ども、リリー。
外国の子ども向け番組は、進んでるなぁ。