3月は、3冊しか本が読めませんでした。
(ほかに読みかけが2冊)
大きな原因は、
「おもしろくないなぁ」
「難しいなぁ」
と思った本に、時間がかかったこと。
貧乏性ゆえ、「おもしろくない」と思った本でも、最後まで読まないと気が済まないのです。
確か、ホリエモンこと堀江貴文さんは、「おもしろくない」と思った本や映画は、途中でも読む(観る)のをやめるそうです。
「おもしろくない」ものに、自分の時間を使うのが無駄だから。
私も、
「たくさんの本を読む」
のが目標であって、
「一冊読み切る」
が目標ではなかったな、と、反省しました。
自分の時間は有限です。
今の自分に合わない本に、自分の時間をとられて、「おもしろい本」「自分を成長させてくれる本」を、読み逃してしまうのはもったいない。
作家の佐藤優さんが、
「はじめに」「目次」「おわりに」を注意深く読み、その本のどこが重要なのかあたりをつけて読む。
とおっしゃっていました。
そのやり方で、月300冊以上読まれているそう!!!
自己啓発系は、同じ内容を、違う例を用いて、繰り返し述べている本も多いです。
自己啓発本は、
1、「おもしろくない」と思ったら、読むのをやめる。
2、「最初から最後まで読み切る」
のではなく、
「ここ重要! と感じるところだけ、抜き取って読む」
4月の読書は、この2つやり方も、取り入れてみたいと思います。
以下、3月に私が読んだ本の一覧です。
⚫︎「鬼速PDCA」冨田和成、クロスメディアパブリッシング
メモ_φ(・_・。
やりたいことは、細かく因数分解して、具体的に日常生活の行動に落とし込む。
⚫︎「となりの億万長者(新版)」トマス・J・スタンリー&ウィリアム・D・ダンゴ、早川書房
耳が痛い。
家計管理がズサンだったので、ものすごーく耳が痛い。
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子どもの教育費、自分の老後費用に不安がある人は、読むと気が引き締まります。
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以下、本文より引用。
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「収入がいくらであろうと、収入以下で暮らすこと」
「金持ちも、経済的に心配のないようにと努力してるから金持ちなんです。経済的にゆとりのない人は、自分の生活を変えようとしないからゆとりができないんです。」
「どんなことがリスクだろう? 収入源が1つしかないことだと私は思う。」
「蓄財優等生(億万長者)は何かをゼロから築き上げること、金を貯めて経済的に自立することを目標にする。劣等生はステイタスの高いライフスタイルを誇示することに重点をおく。」
⚫︎「100万分の1回のねこ」江國香織・他、講談社文庫
書き手の個性がありありとした、素晴らしい短編集。
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お話が変わるたびに、虎猫が何度も生まれ変わるよう。
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どの作品も、「死」の影があり、それが切なかったり、ちょっと怖かったり。
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読めば100万回生きて、100万回死んだ猫の気持ちが、少しだけ分かるかも?!
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そういえば私の文庫本カバーも猫だった。
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