『成長』について考えました。

4月から、息子は年中さんになります。
9月には5歳。
早い!

子どもはみんな、問答無用で成長します。

3月には卒業やクラス替えなど、否応なしに「お別れ」という節目。
4月には、特別なことがない限り、入学・進級で「おめでとう」。

春が来るたびに、『成長』を感じる仕組みになっています。

乳幼児のときは、
「こんなこともできるようになったんだ!」
という体の成長も加わり、なおさら。

その反面、大人の自分はどうだろう?

昇給や昇進、転勤などある仕事をしている人、転職した人は、自分の『成長』を感じやすいのかもしれない。

フリーランスや、個人事業主なども、『成長』を感じやすそう。

資格の勉強をしている人も、資格が取れて、夢に一歩近づいたら、自分の成長を感じるだろう。

それに対して私は???

仕事は生活のためだし、プライベートは家事・育児。

365日、ほぼ同じことを、ぐるぐるぐるぐる。

成長してるだろうか?
またふりだしに戻ってやしないだろうか。

大人になると、『目に見える成長』の機会が減るから、自分の『成長』を感じにくくなる。

でも、『内面の成長』は、確実に続くと思う。
本人が「成長しよう」「変わろう」と思う限り。

「繰り返しの毎日」や「老いていく体」などは、目に見えるだけに注目しやすい。
注目しやすいということは、成長を感じやすいということ。

「繰り返しの毎日」に、ちょっとした変化を起こしてみる。
例えば、家事のやり方を変えてみる。順番を変えてみる。やることを絞る。やらなくていいことはやらない。

「老いていく体」にも、ちょっとした変化を。
例えば、ストレッチを始めてみる。食生活を変えてみる。髪型を変える。睡眠時間を増やす。

などなど。

子どもの『劇的な成長』に比べたら、大人の成長は『微々たる成長』。

でもその『微々たる成長』が、積み重なり、やがて『大きな結果』となるのじゃーーー!!!

と、いい感じのおばあちゃんになった自分が、言ってる気がしたのでした。

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赤ちゃんのときは、海が怖くて泣いてた息子も、海に向かって叫ぶほどに大きくなりました。