スマホを家に忘れました。

「ケータイ」を携帯するようになって20年。
(歳がバレるー)

初めて、家にケータイ(スマホ)を忘れました。

気づいた時には
「しまったー!」
と、ざわざわしたのですが。

……意外と、平気。

スマホがないことよりも、スマホケースに入れたカード類が使えないことと、Kindleアプリで本が読めないことのほうが不便でした。

リスク回避のためには、まずリスクの分散。

スマホケースにカードを入れることで、カードケースを断捨離できたけど、別に持つことにしよう。

電車の中で本が読めないのがつらいから、文庫本はいつもカバンに忍ばせておこう。

……あれれ、荷物が増えてる。

滅多にない「もしも」のために荷物を増やすか。
「もしも」なんて滅多にないから、荷物は増やさないべきか。

折しも今日は、3.11。

「もしも」のために家にあるのは、ペットボトルの水と缶詰ぐらい。

「もしも」のための連絡先は、スマホのアドレス帳の中。

……まずい。

手帳に、家族や保育園の連絡先を記入せねば。

レトルトの食品を、いくつか常備しよう。

8年の間に、「もしも」に備える意識が低くなっていたことに、スマホを忘れて気づいたのでした。

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かろうじて持ち歩いていた危機意識。家の鍵につけた、ホイッスルと懐中電灯。