やっぱり良い映画だった。

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「家族」って何だろう?
「親」って、何だろう?
と、考えさせられる映画だった。

貧困、虐待と、家族の抱える闇が赤裸々に描かれていて、見終わったあとに、ズーンと沈む。

是枝裕和作品の特徴でもある、結末をはっきり描ききらないラスト。
それが、今回の作品では、観た人に追い打ちをかけるようだった。

「愛がなきゃダメだろー」
それが観終わったあとの、私の感想。

どんな人だろうと、どんな関係だろうと、どんな状況だろうと、そこに愛がなければ、ダメだろー。

愛し、愛されの、愛の循環がなければ、ダメだろー。

やっぱり人間だもの、愛が全て。

『万引き家族』の今後が気になるけど、とどまり続けようとする大人に対して、変化しようとする子どもに、少しの希望が見えたのがうれしい。

俳優さんたちもとても素敵で、とても良い映画でした。
観てよかった!

万引き家族